久しぶりにタイトルに沿った話題を.
昨日,2年前まで入っていたアマチュアオーケストラのコントラバスの方から,コントラバスパートがピンチである,というメールをもらいました.定演まであと1ヶ月半というこの時期になって,主力メンバーの一人が出演できなくなったとのこと.なんとか賛助で出てもらえないか,という依頼だった.
このオケ(オーケストラのこと)を辞めた理由は,体が動く間はバドミントンに専念したいこと,どでかいコンバス(コントラバスのこと)を毎週運ぶのがメンドーなこと,毎週の合奏に出ることに義務感が生じてきたこと,などなどだった.そしてバド(バドミントンのこと)が出来なくなったら,コンバスではなく,より身軽なヴァイオリンで入り直そうと計画していた.
とはいえ,賛助出演は魅力的だ.演奏会の直前の気の向いた時に合奏に参加すればいい.それくらいならコンバス輸送も楽しいものだ.という訳で,曲目も確認せずに承諾した.そしてホームページ(http://www7.plala.or.jp/nishioke/)を見てびっくり!ブルックナーの交響曲第3番「ワーグナー」とベートーベンの交響曲第5番「運命」という,まさかの交響曲2曲.しかもブルックナーはあまり好きじゃないので,ブル3は聴いたことすらない.調べてみれば1時間近い大曲だ.慌ててネットでスコアを確認し,まあ音量の必要な箇所(引き延ばしとか,ピチカートとか)なら何とかなるかな,という感じ.でもとにかくCDを入手して聴いてみなくては,ということで早速,Amazonで検索.せっかくの機会なので,思い切ってブルックナーの交響曲全集(http://www.amazon.co.jp/Bruckner-Symphonies-No-1-9-Anton/dp/B0042U2HLY/ref=pd_sim_m_1)を購入.後は依頼者からパート譜が届くのを待つのみ.
そんな話を妻にすると,賛助なら自分もやってみたいとのこと.これはチャンスだと思い,キタラ(札幌が世界に誇るコンサートホール)で演奏できんで,練習でもキタラのリハ室(リハーサル用の部屋のこと)が使えんで,マンドリン曲と違って,オケの曲はやりがいあんで,などとメリットを並べ立て,ブル3を妻に任せることに.これで俺は念願の「運命」に全力投球できる!その後は妻と晩酌しながら大学時代の音楽談義に.私と妻は大学は違うが,マンオケ(マンドリン・オーケストラのこと)で共にコンバスを弾いていて,合同演奏会で知り合った.必然的に,学生時代にマンオケでどんな曲を弾いたとか,という話で盛り上がった.
というわけで,5月19日に妻と二人で演奏会に賛助出演します.入場は無料ですが,整理券が必要です.ご希望の方はオケのホームページで入手方法をご確認ください.さあ,今日からピアノとバイオリンとともに,コンバスの練習しよう!
2009年12月21日月曜日
No!駄目!
忙しさにかまけてブログをさぼってたら,もう今年も残りわずか.まあ今まであまり書きたいことがなかったというのが最大の理由ですが.そもそもこのブログで何をしたいのか?それがよく分からなくなってしまったのです.これまでのブログの内容を振り返ってみると,本当に雑多な内容で,いったい何をしたいのか分からんなあ,と反省しきり.そこで初心に帰り,このブログのタイトルにもあるように,そもそもモーツァルトが好きではじめたブログなので,音楽ネタを書いていこうと決意した次第です.というわけでこのブログの方向性が決まって初のネタを今日書きたいと思います.
「のだめ」のコミック最終巻がついに出ました.毎回出るのを家族で楽しみにしていましたが,この最終巻にはがっかり.これまでいろいろな伏線がはられていたのに,いきなりすべてをばっさり切られた感じ.終わりよければすべてよしとは言えません!No!!!駄目!!!アニメにもなり,ドラマ化され,ついには映画にまでなり,社会的期待の大きさに耐えきれなくなったのでしょうか?細々とでもよいので,きちんと最後まで物語を完結させて欲しかったなと思います.残念.
それはさておき,この「のだめ」が(クラシック)音楽的に言いたかったことは何だったのか?音楽を楽しむ,そのために真剣に音楽と,自分と,他人と,向き合う,ということではないかと思います.これら三者に背を向けてきたのだめと音楽にだけ向き合ってきた真一とが出会うことで,二人が,そして周囲の人たちも,これら三者に向き合えるようになっていきます.私自身,アマチュアオーケストラでコントラバスを弾いていますが,これら三者に向き合うには大きな忍耐が必要です.アマチュアですので,そこまで求められてはいませんが,私自身としては,少しで音楽と向き合えるようになり,そしてそこから自分や他人と向き合うことができればと思います.「のだめ」が私にくれたもの,それは音楽や自分,そして他人に対するそんな忍耐を受け入れる気持ちだったと思います.リズム感のない私は毎日メトロノームを鳴らしながらコントラバスの練習に励んでいます.この忍耐の先に本当の「歌」があることを信じて.
登録:
投稿 (Atom)