Erving Goffman:『行為と演技』
- 言語は社会行為の一形式として理解されるべき
- 言語には言葉だけでなく,ジェスチャー,服装,所有物なども含まれる
- 私たちは自分が他人にとって何者であるかを定義する信号を絶え間なく発信している
- 社会生活において,個々の関係ごとに他者に受け入れられる自分のイメージを作り上げる必要がある
- あらゆる関係には「裏の部分」がある
- 演じる姿と本当の姿とは滅多に一致しない舞台のような社会生活=ドラマツルギー(劇作法)
- 自分を含め,最も多くの人を騙すことができた時が最良の瞬間
Harold Garfinkel:"Studies in Ethnomethodology"
- 私たちのやりとりは言語を中心とする"ethno-method"に依存している
- エスノ(一群の人々)が合理性や秩序を達成するために持ちいるメソッド(方法)
- "ethno-method"は公の資源であり,私たちは誰もが合意する「合理的な世界」を作り出している
- indexicalな言葉の利用:過去の文脈で使用された用語の索引から言葉を借りて来て現在の状況に当てはめている
- 私たちは,言葉を,それが言及する対象と一致しているようにみなしているに過ぎない
- 人々は,それ自体は決して疑問視されることのない"routine ground"に基づいて,混沌を秩序へと変えている
- 用語索引を用いるという手法を取らなければ,意味のない何かにぶつかってしまう
0 件のコメント:
コメントを投稿