主なapproachは以下の三つ.共通しているのは,対話や言語がいかにしても私たちの世界を作り出しているのかという関心.
- 今は何の疑いもなく用いられている用語の定義がどのような変化を経てきたのか?用語の定義の起源やそのコンテクストの追求.
- そのような用語が,様々な人々や事態をどのように枠にはめこんでいくのか?言葉の枠にはめ込まれるプロセスの追求.
- 言語を含む世界や文化の中で言語がどのように機能するのか?文化への参加を可能にする言語による構成の追求.
- 対話=構造化されたもの(安定して繰り返されるひとまとまりの慣習)
- 構造化されたものの中でも特に大事なのはmetaphor(比喩)とnarrative(物語)
- この二つは自己や世界の定義において重要な役割を果たしている
- これらの分析により,自由な記述や説明を制限している見えない壁を暴きだす
- 私たちは話しだそうとした瞬間,既に既存の構造によって「話をさせられている」
- 対話=rhetoric(説得としての対話)
- 言語の習慣や構造がいかに世界を枠付けるのか?
- そしていかに社会的な影響を及ぼしていくのか?
- 構造は静的ではなく,好ましい現実を作り出すために人々が用いるもの
- 対話=process
- 社会的な相互関係,会話,交渉,議論などがどのように進むか?
- 絶えざる変化,突然の決裂,新しい生き方の登場などが生じるプロセスを理解する
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